全管理か、施工管理のどちらかに問題があると思われるからだ。 反対に、現場責任者が常駐し、絶えず目を配っている現場は、日ごろの監理がよく、現場 内はいつもきれいに整理整頓されている。ジュースの空き缶や、タバコの吸い殻が散らかっ ているのをみかけることもなく、たとえ建設途中であっても、安全な範囲内で見学を希望し た場所へは親切に案内してくれる。 こういう業者であれば、有名無名にかかわらず、かなり安心してまかせていい。大手の建 設会社の名前がでてこなくとも信頼度は高く、監理上の面からいっても、施工の精度に誤差 はすぐないと推測できる。 専門的な知識がなくとも、こういったところを見逃さないようにするだけで、建築業者の 善し悪しを見分けることが可能になる。 また、何度か現場に足を運ぶうちに、指揮をとる監督さんや実際に作業をしている人たち とも顔なじみなることができる。これが意外に大切なのだ。 構造をふくめた安全性や工事の出来、居住性など、建築にかんしてはプロの人たちの生の 声を聞くことも可能になる。そればかりか、何度も見学にきて一生懸命な人の住まいは、や はり一生懸命作業をしてしまうのが人の常、出来ばえもアップするにちがいない。